コンバースを履くようになるまで。

数ヶ月前にCT70を買いました。

学生時代はコンバースがあまり好きではありませんでした。オーソドックスなデザインのオールスターは無難の極みなスニーカーという印象で、あまりファッションに興味がない人が履いているイメージでした(ストロークのメンバーが履いているのはカッコいい)。そんな先入観もあり、ローテクスニーカーはジャックパーセルを愛用していました。

ところが1年程前にMHL別注のハイカットオールスターのデザインに惹かれてしまったのです。コンバースのデザインで正直あまり好きではなかったのが、つま先部分の線です(今となってはある方が良いと思っています)。MHLの別注はそれがなくなりミニマルでスッキリしたデザイン。店員さんが履いているのを見て、めっちゃ良いじゃんと思い買いました。とてもお気に入りで、休みの日はこればかり履いていました。

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コンバースというと私が敬愛する向井秀徳が愛用しているスニーカーでもあります。最近はレザーのオールスターをよく履いている気がします。

MHL別注コンバースで免疫が付き、オールスターの良さが分かってきた私は、向井さんに憧れローカットのオールスターを買おうと思い始めます。

そのとき結局買ったのは、100周年モデルでした。選択肢としては、レザーオールスター、100周年モデル、日本製があり、ネットで調べるとCT70なるものも目にしました。(ここで前に海外行った時知っていれば買っていたのに・・・と意固地なりCT70アレルギーを持ち始めます。)

100周年モデルを買った理由は値段と、履き心地(MHL別注と同じリアクトインソール)、ソールのデザイン(MHL別注と同じ)がオシャレだからでした。

ところが買って履いて気付いたのですが、生地が分厚いため履いててキツく、何よりタンが分厚いのが邪魔くさく、履き心地がイマイチでした(1サイズ大き目を買ったのですが、2サイズ大きめににすれば良かったのかもしれません)。MHL別注は通常の生地の厚さだった事に後から気づきました。そんなこんなで100周年モデルショックがあり、ジャックパーセル派に舞い戻っておりました。

一方自分がコンバースの事を考えることが多くなったせいか、巷でCT70を履いてる人がよく目に留まるようになりました。オシャレな女性が青のハイカットを履いているのを見てめっちゃカコイイと思う一方で、服装にあまり気を使っているようには見えないおばさまや男子も履いて、人が多い商業施設に行くと何人も見かけます(数年前のドクターマーチンの3ホールと同じ感じですね)。調べると今は個人輸入で買えるようでした。

CT70を履いているだけの格好をしている人を否定的に見下しているけど、本当はお前も欲しかったんだろ、という悪魔の囁きに動かされ、人とかぶるとかもうどうでも良く、それより過去の100周年ショックのトラウマを克服するため(という言い訳で)、思い切って購入しました。

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僅かにオフホワイトな配色がビンテージ感を醸し出しておりカッコイイですね〜またヒールラベルがカッコいいです。

正直履き心地はそうでもないです。個人的には、ジャックパーセルのリアクトHDインソール>>超えられない壁>>リアクトインソール >CT70>>超えられない壁>>普通のオールスター、という感触です。個人差はあると思いますが、私としてはふかふかする履き心地より、反発性がある方が疲れを感じ難い気がするので、上記の順かなと思っています。

まあ所詮コンバースです。そこはこだわるとこではないと思っています。履き心地を求めて買うのならもっと良い靴があります。私はCT70に百均のインソールを入れて履いています。インソール入れると良い感じです。何より見た目がカッコイイから良いのです。大変満足なのです。

赤めだか

めっちゃ面白いです。爆笑の連続です。立川談志さんの言葉が重い。談志さんが厳しくもとてもキュートに描かれてて魅力が満載です。 

赤めだか (扶桑社文庫)

赤めだか (扶桑社文庫)

 

 

昼田とハッコウ

いわゆる一等賞を取れないタイプの少年漫画では噛ませ系の二番手タイプの昼田が主人公。いわゆるヒーローな感じのハッコウ。昼田に共感するし昼とと同じくハッコウには嫉妬しちゃう。

 

昼田とハッコウ(上) (講談社文庫)
 

 

 

昼田とハッコウ(下) (講談社文庫)
 

 

素晴らしい新世界

 どちらかというと1984より素晴らしい新世界の世界の方が実現しそうに思えました。格差社会がどうのこうの言われますが、生まれ方の時点で格差つけられ、さらにその格差が気持ち良いように洗脳までさせられる徹底ぶり。タイトルは皮肉なんだろうな、と思っていましたが、あながち素晴らしい(笑)新世界とは思えないです。

 

すばらしい新世界 (光文社古典新訳文庫)

すばらしい新世界 (光文社古典新訳文庫)

 

 

ブライトン・ロック

 リバティーンズピート・ドハーティが好きな本にあげているのを見て読みました。不良だけどピュア(童貞)な青春小説ですね。カッコ良いです。

ブライトン・ロック (ハヤカワepi文庫―グレアム・グリーン・セレクション)

ブライトン・ロック (ハヤカワepi文庫―グレアム・グリーン・セレクション)

 

 

友情

 主人公が惚れている杉子の言動に過去の自分の恋愛におけるうまくいかなかった際の異性の言動が重なり読んでいて辛くなる。ひたむきに杉子を思い、ちょっと優しくされると舞い上がり幸福になる主人公に共感するとともに打ちのめされる姿になんとも哀しくなります。

友情 (新潮文庫)

友情 (新潮文庫)