安心社会から信頼社会へ

信じるものは救われるのか?はたまた人をみたらドロボウと思え・・・どっちが現実的なのか、を様々な実験結果や統計データを用いて論理的に考察する。

安心社会から信頼社会というタイトルですが、要は、安心=相手が自分を搾取する意図をもっていないという期待の中で、相手の自己利益の評価に根ざした部分で信頼=相手が自分を搾取しようとする意図をもっていないという期待の中で、相手の人格や自分に対して抱いている感情についての評価にもとづく部分という風に安心と信頼は区別されている。
なんとなく感覚的にそうだろーな、と思っていることの根拠を示していたり、人間関係の相互影響を詳しく説明。
興味深い内容です。