2014年に読んだ本ベスト10。 「罪と罰」ドストエフスキー 「カラマーゾフの兄弟」ドストエフスキー 「１９８４」ジョージ・オーエル 「苦役列車」西村賢太 「悪童日記」アゴタ・クリストフ 「寒灯・腐泥の果実」西村賢太 「花のノートルダム」ジャンジェネ …

舞台作者: 西加奈子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/01/10メディア: 単行本この商品を含むブログ (10件) を見るNHKで椎名林檎さんと西加奈子さんの対談があり、過去に何冊か読んでたのですが、久々に読んでも見ようかなと、あらすじ等をネットで見てい…

一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)作者: ジョージ・オーウェル,高橋和久出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2009/07/18メディア: 文庫購入: 38人 クリック: 329回この商品を含むブログ (321件) を見る７,８前に旧訳版を読み始めたときは退屈で途中で読む…

48:13アーティスト: Kasabian出版社/メーカー: Columbia発売日: 2014/06/10メディア: CDこの商品を含むブログ (7件) を見る最近カサビアンを聞き始めました。今更ですがソニマニ行けば良かった、、と悔やんでおります。 なんというか怒りがこみ上げてくる感…

花のノートルダム (光文社古典新訳文庫)作者: ジャンジュネ,Jean Genet,中条省平出版社/メーカー: 光文社発売日: 2010/10/13メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 21回この商品を含むブログ (25件) を見るオカマたちの間で、「てんで」という言葉が流行って、…

Tyranny [帯解説・歌詞対訳 / 国内盤] (MGNF1012)アーティスト: Julian Casablancas + The Voids,ジュリアン・カサブランカス出版社/メーカー: MAGNIPH発売日: 2014/10/15メディア: CDこの商品を含むブログ (2件) を見る来日すると知り、勢いでチケットをと…

雪の練習生 (新潮文庫)作者: 多和田葉子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/11/28メディア: 文庫この商品を含むブログ (8件) を見るドラえもんの世界では２２世紀からやった猫型ロボットのドラえもんを見ても、誰も驚いたりせず普通の人として接している（…

アムステルダム (新潮文庫)作者: イアン・マキューアン,小山太一出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/07/28メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 50回この商品を含むブログ (56件) を見る死んだ女性の元恋人3人、政治家、ジャーナリスト、音楽家の絡まり織り…

Animalsアーティスト: This Town Needs Guns出版社/メーカー: Sargent House発売日: 2009/03/24メディア: CD購入: 2人 クリック: 3回この商品を含むブログ (2件) を見るEl Caminoアーティスト: Black Keys出版社/メーカー: Nonesuch発売日: 2011/12/06メディ…

「悪童日記」の結末を読んで、えー！？となり、続きが気になりすぐに「二人の証拠」を読むと、結末で、なぬー！となり、「第三の嘘」で、おぉ、となった。後書きを読む限りどうも最初からすべて考えていた訳ではないようだけど、構成・仕掛けがよくできてい…

ラスコーリニコフが殺人を犯すシーンの前後、緊迫感がすごい伝わってきました。殺人までの背景となるラスコーリニコフの思想が明らかになり、実際の殺人事件の結果とのギャップで精神的に自身で追いつめられていく、そんな中でのラスコーリニコフとポルフィ…

スキャンにより、周囲のAPから取得している情報を取得するコードを書いてみました。ただCWNetworkクラスでは取得する情報が限られています。セキュリティは暗号化されているか、されていないかしかとれません。ただInfomartion Elementが取得できるので、そ…

Objective-cでCWInterfaceクラスを用いて、mac bookの無線LANの接続情報を取得するコードを書いてみました。 Objective-Cはまだ触り初めでよく分かっていません。今後iOS,OSXの無線LAN関係でできることを調べてみようと思います。Xcode(5.1.1) OSX(10.9.4)参…

ずっとファンではありましたが、今回初めて生で単独ライブを見ました。 あるある、パロディ、エログロ、時事ネタ、ダジャレなどを織り交ぜながらも、一本の映画を見ているような、ストーリー性のあるコント？お芝居？で始ってから終わるまであっという間でし…

アルバムも聴かずYoutubeやitunesでリード曲ぐらいしか聞いていませんでしたが、とても良かったです。キーボードがバンドのキーボードぽくなくてよいですね。そしてメンバのキャラが立ちすぎ！これは人気あるのわかります。キャラが立ってるからかMCが結構長…

ゲスの極み親父ヒョードル、情緒不安定な愛すべき屑ドミートリー、頭脳明晰でシニカルなイワン、天使すぎる弟アリョーシャ、のカラマーゾフ家族を筆頭に登場人物が魅力的。個々の性格に奥行きがある。たとえばヒョードルはクソ親父なのにドミートリーに対し…

印象に残ったアーティストについて。 ●WHITE ASH モード学園の曲のかっこいい。日本語でも全然かっこいい。●TOKIO 周囲の会話から、実際のファンがどのくらいいたかとか、見れるなら見たい的な人が多かった印象です。ただ誰もが知ってる曲があるのは強いです…

人間ぎらい (新潮文庫)作者: モリエール,内藤濯出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1952/03/24メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 21回この商品を含むブログ (39件) を見る精神潔癖症の主人公の話。主人公のその人の前でだけおべっかを使い、裏で悪口を言うよう…

猫とあほんだら (講談社文庫)作者: 町田康出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/07/15メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見るパンクとシャンティーという新しい猫が家族になってにぎやかに。そして熱海に引っ越しててんやわんや。 読んでいて、猫…

ドリアン・グレイの肖像 (光文社古典新訳文庫)作者: ワイルド,仁木めぐみ出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/12/07メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 12回この商品を含むブログ (51件) を見るストーリーは割と単純。純粋で美貌を持つ少年ドリアン・グレイ…

ニキの屈辱 (河出文庫)作者: 山崎ナオコーラ出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2014/06/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見るニキが見ることが仕事の写真家で見られることを避けていたから避けられなかった結末はロジックとしてわかるけど…

Bankrupt!アーティスト: Phoenix出版社/メーカー: Atlantic U発売日: 2013/04/23メディア: CDこの商品を含むブログ (7件) を見るWolfgang Amadeus Phoenixアーティスト: Phoenix出版社/メーカー: Glassnote発売日: 2009/05/26メディア: CD購入: 5人 クリック…

奇跡的にチケットが100番台でほぼ最前列で見れました。個人的には"くるり"と"赤い公園"目当てでしたが、キュウソネコカミファンが多かったような気がします。●赤い公園 いきなり、絶対的な関係、のぞき穴、今更、という攻め攻めのセットリスト。かなり盛り上…

まさかの最前列。アルバムツアーの特別編的な位置づけのライブだからか、以下のような内容でした。 ・始まってから楽器隊のセッションが15分くらい ・楽曲がアレンジされまくり ・曲数少ない ・アンコールなしあざといくらいのポップさがよかったのになーと…

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え作者: 岸見一郎,古賀史健出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2013/12/13メディア: 単行本（ソフトカバー）この商品を含むブログ (76件) を見る町田康さんが何かのインタビューで人間の悩みのほとんどは…

お目出たき人 (新潮文庫)作者: 武者小路実篤出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1999/12/27メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 32回この商品を含むブログ (29件) を見るこれを笑うことに後ろめたさを感じない人とは仲良くできない気がする。 自意識過剰のそのタ…

漂砂のうたう (集英社文庫)作者: 木内昇出版社/メーカー: 集英社発売日: 2013/11/20メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見る直木賞受賞作で花魁ものといえば吉原手引草が思い浮かびますが、こちらも面白いです。一流どころではなく二流どころの遊郭…

ぼく東綺譚 (新潮文庫)作者: 永井荷風出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1951/12/27メディア: 文庫 クリック: 8回この商品を含むブログ (37件) を見る小説と小説ない小説が良い具合に対比させられています。 男女の出会いの場面など情緒にあふれています。

小田原の川崎長太郎小屋跡に行った。付近の商店街は少しさびれていた。小屋跡はもともとの場所から移されているようで、それはもはや跡ではないのでは、と少しわびしい気持ちになった。小屋跡近くの小さいトンネルをくぐるとすぐ海岸に出れる。何もない日本…

好きになった女の手のひらで転がされる男の滑稽さが面白い、というと、少し語弊がある気がする。その手のひらからはみ出しそうになると、とたんに恐怖（狂気？）を女性は感じるのではないだろうか。男はひたむきにそして紳士にしているつもりが本人は気付か…