ケチの実例

バイトのことです。

交通費が出ません。

なので月7000円ほど電車代がかかります。

これはつまりバイト3.5回分に相当します。

お金を得るためにバイトしているのに、バイトしている限り無条件で月7000円飛んでいくというこの儚さ。

バイトするために月7000円をどぶに棄てているのです。信じられますか?!

必要経費とはいえ、なかなか懐的には痛い。。

しかし世の中このような不思議なことはよくあるもので。

例えば農業なんかがそうでして、高く売れる時期のずれた野菜を作るために、多額のビニールハウスの維持費を支払う。

旬な野菜は、旬な時期に出荷すればいいんでないの??と思います。

安く手に入るし、維持費も抑えられるだろうし。

なんてのは安易な考えですかね。

ぼくにしたってバイト代で結局は黒字ですから。

より多くのお金を使うためにはいくらか投資をしなければならないということですか。

より多くのものを得るには、より多くのものを失わなければならないのです、
そんなthe more〜,the more….構文の典型みたいな文章も思いつきますよ。

しかし何が不思議って、月7000円無条件に消費しなければならないことに自分が納得できないことです。

いや、無理にしようとしてもそれは自分をだましていることになるような気がするのですよ。

だって電車代分、自分の労働の対価が引かれているわけですから。。