鳳仙花
小田原の川崎長太郎小屋跡に行った。付近の商店街は少しさびれていた。小屋跡はもともとの場所から移されているようで、それはもはや跡ではないのでは、と少しわびしい気持ちになった。小屋跡近くの小さいトンネルをくぐるとすぐ海岸に出れる。何もない日本海がただ広がっていた。帰りにだるま料理店でちらし寿司を食べた。値段がそこそこするので、当時は分からないが食生活については良い暮らしをされていたのかと思った。鳳仙花の花言葉は「私に触れないで」らしいのだけど、小説もつかず離れずこびへつらわずたんたんとしている。
- 作者: 川崎長太郎,川村二郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1998/07/10
- メディア: 文庫
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