ニキの屈辱

ニキが見ることが仕事の写真家で見られることを避けていたから避けられなかった結末はロジックとしてわかるけど、それ以上に、加賀美の女性の気持ちわかりますスタンスで、でも全然わかっていなくいない感じとか、おれはニキが喜ぶことをした、とか、最後に手に取るようにニキの気持ちが分かる、的な思考はやさしい男の二枚舌的な嫌な部分はともてリアリティを感じた。
ニキはとてもツンデレキュートで、ストーリーとしては駄目になったものはどうしようもない、というやりきれなさがあった。