ラブイユーズ

町田康さんがオススメしていたので読みました。

後半の善人をこれでもかとないがしろにした悪と悪の戦いに目が離せません。

一番印象に残ったのは、ラブイユーズに惚れ込みすぎてラブイユーズなしでは生きていけなくなりいいように扱われるルージュおじさんの悲哀。

ラブイユーズ―無頼一代記 (バルザック「人間喜劇」セレクション)
 

 

ノルウェイの森

主人公が思いを寄せる女の子の思考は、うまく言い表せない分痛いほど伝わってきた。あの世とこの世の間で揺れているような話でした。

 

 

ノルウェイの森 上 (講談社文庫)

ノルウェイの森 上 (講談社文庫)

 

 

 

ノルウェイの森 下 (講談社文庫)

ノルウェイの森 下 (講談社文庫)

 

 

デッドデッドデーモンズデデデデストラクション

面白いです。これまでになく政治的であり、SFちっくであり、日常系でもあり、キュートでありつつ、不穏な影がちらほら見え隠れしています。
おやすみプンプンがストーリーが進むにつれ鬱な内容になっていったのですが、本作はどうなんでしょう。できればハッピーであってほしいと思いますが、そう思わせられるということはフリが効いるのかなと思います。先が楽しみです。

自負と偏見

自負と偏見 (新潮文庫)

自負と偏見 (新潮文庫)

高慢と偏見、という訳もありどちらかというとそちらの方がしっくりくるのですが、最初の数ページを比べたところ、自負と偏見を選びました。
200年前のイギリス(日本は江戸時代!?)に書かれた恋愛小説ということで、今ではベタな内容かな、という偏見をもって読み始めたものの、読んでいるうちに引き込まれ、登場人物が生き生きとしており、思考、言葉も現代的でとにかく面白いです。ツンデレーションたまりません。古典あなどるなかれ。

そうね。わたしが、ちゃんとした理由もなしにあの人をあんなに嫌ったのは、頭が切れるところを見せたかったからなのよ。嫌いな人がいるのって刺激になるし、気が利いた冗談を周りに聞かせる絶好のチャンスだもの。そりゃ、やみくもにののしるだけでちっとも当たってない場合だってあるでしょうけど、ずっと同じ人を悪口の種にしてると、ときどき変にうまい言い回しを思いついちゃうのよね。

ZAZENBOYZ

すとーりーず

すとーりーず

ZAZEN BOYS

ZAZEN BOYS

ナンバーガールは好きなもののザゼンボーイズはなんだか重いイメージがあってあまり惹かれていなかったのですが、すとーりーずがとても聞きやすく偏見が解かれちゃんと聞き始めました。ラップかっこいいです。祭囃子とかも昔から意識しているようですし、ハッ!とか発するのは津軽三味線を思い浮かびます。

相対性理論@20150322

ジェフミルズさんとの対ばん。音と映像の使い方が面白かったです。セトリとしては3回目にして初めてLOVEずっきゅんが聞けたのが何よりで、少年よ我に帰れ、ロンリープラネットのソロ曲もありとてもラッキーでした。神曲花澤香菜さんのカバーもありました。なんとなくですが、春(卒業、新生活)を意識したセトリだった気がします。