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中島らもの『ガダラの豚』を読みました。文庫ですと三冊からなり、それぞれテンションが違います。第一部では超能力やトリック、謎の新興宗教の話。第二部がアフリカを舞台にした、呪術の話。第三部はかるいホラー交じりの完結編といった感じ。
中島らもさんの小説は『今夜、すべてのバーで』もそうですが、異様に参考文献が多い。かなり小説に書くにあたり調べたんでしょう、内容が非常にディープでリアリティがあります。そして非常に読みやすい。面白しろい。ただ最後はもう完結させるために書いたみたいなオチですが^^;
- 作者: 中島らも
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1996/05
- メディア: 文庫
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しかしここ2,3日非常に蒸し暑い。6月のような気候です。桜は慌ててピークを迎えた感じです。あと花粉が多い。近くの駅周辺に菜の花が咲いているのですが、その菜の花の匂いがかなりただ寄ってます。春を感じさせる花はなんといっても桜ですが、匂いで感じさせるのは菜の花だと思います。完全に春真っ盛りです。