砂の女 生きてるだけで、愛
- 作者: 浦沢直樹,手塚治虫,長崎尚志
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/02/27
- メディア: コミック
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- 作者: 安部公房
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/03
- メディア: 文庫
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思わず引き込まれます。これぞ名作。
孤独とは幻を求めて満たされない渇きのことにほかならない。
砂の中でつねに苦しむ生活は、たまに運動した時に体に負荷がかかってしんどいけれど、生き生きしてくる感じににてて、むしろ常に生を意識する生き生きした人生なのかもしれない、なんて思います。
- 作者: 本谷有希子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/03/02
- メディア: 文庫
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でもなんか笑えるんですよね。悲劇と喜劇は紙一重ですね。
主人公は、躁鬱が激しくなんでただ生きてるだけでこんな疲れるんだろう、と感じています。
そんな自分は自分とは別れられない、あなたは私と別れられていいな〜と恋人に言います。
でも最後には、
クビになるためにバイトするわけじゃないし、眠るために起きるわけじゃないし、別れるために恋愛するわけじゃないし、またあとで鬱になるために立ち直るわけじゃない。
当たり前のことと言えばそうですが、改めて思うと、ちょっと生まれ変わったような新鮮な気持ちになります。