鴨川ホルモー

鴨川ホルモー (角川文庫)

鴨川ホルモー (角川文庫)

これはおもしろい。さすが。
森見登美彦氏と若干かぶってる感は否めませんが、特に太陽の塔と、こちらの方が派手でライトです。
青春小説ですが、特に太陽の塔と重なって見えるのは、主人公の恋が片思いに過ぎず、うまくいかないというあたり。
ただ鴨川ホルモーはサークル員やそのた関係者を巻き込むあたり、太陽の塔のような主人公と周りの2、3人の話に終始している陰湿さがなく、解放感がありどちらかといえば体育会系に近い。太陽の塔のように泣ける、という感じではないけど、さわやかです。
ホルモォォオオーと叫びたくなります無駄に。
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