性的人間

性的人間 (新潮文庫)

性的人間 (新潮文庫)

表題作、なぜかケンドーコバヤシの痴漢漫談を思い出した。
この場合どちらがすごいのか。

着想がすごい。そして落ちが良い。

社会や人とまともに繋がってないと、人間自分に対する判断はいつの間にかおかしな所にいってるかもと思った。人間はかなりふらふらしてて、いつ自分が間違いを犯すかなんて、もう運みたいなものかもしれない。

だからたくさんの人、とくに良い影響を与えてくれる人、物と接して、自分を正常に、あわよくば良いように保つようにしないといけないなと思った。自分の思いを出して確かめて、相手の言葉を聞いて良い影響を受けるように。ただ依存的にならず、自分の考えの芯の部分は持っておかなければ。あくまで調整程度に影響を受けることが良いバランスかなと思う。