バイ貝

バイ貝

バイ貝

エッセイと小説の中間ぐらいの位置づけの少しゆるめな内容。テーマが鬱をお金を使うことで発散する、ということについて。鬱を金銭で数値かしている切り口にとても興味をそそられた。
個人的には働き出して、普段お金を使うことがないから、週末にあまり着もしないのに服衝動買いしたり、参考書や読みたい本をとりあえず買ったりするなどしているので、とても共感してしまった。散財ってなんというか、自己投資として割り切ってというか言い訳して、もう麻痺してしまいそうなる。そういった鬱のはけ口としての散財の背景を表現しているので、自分が散財しそうになった時は鬱がたまってるんだなと思うようになった。