この世は二人組ではできあがらない

この世は二人組ではできあがらない (新潮文庫)

この世は二人組ではできあがらない (新潮文庫)

さらっと読めるのだけれど、サンテグジュペリの小説のように詩的な言葉でつづられていて、ありふれた日常、出来事でも、個人個人にはとても重要で、だけど世の中から見たらとるに足りない些細なことだという刹那さが染みてくる。