アレグリアとは仕事はできない

アレグリアとは仕事はできない (ちくま文庫)

アレグリアとは仕事はできない (ちくま文庫)

主人公がプリンタにキレまくる話。機械に感情や気分はないだろうけど、ずっと使っていると調子に波があったりそういう錯覚を抱くいたことがある人は多いのではないでしょうか。プリンタに対して一人の人間と接するような感情を持って接する主人公の語りはとても面白いです。
併録の地下鉄の叙事詩は「君は永遠にそいつらより若い 」以来?のブラックさがあり新鮮味がありました。